レジ袋の有料化義務付けが現実味を帯びるいま、紙袋や、リユース可能なレジ袋への関心が再び高まっている。
そうした中、独自の商品アセスメントを策定し、省エネルギー、省資源の紙袋やレジ袋を製造・販売しているのが、包装商品を多く取り扱う株式会社シモジマのオリジナルブランドHEIKO(ヘイコー)だ。
今回は、HEIKOがエコと認定した「HEIKO環境適合マーク」のつく商品のうち、編集部のおすすめをまとめてみた!
まずは、「エコデュオ」という、シモジマオリジナルの再生紙を使った商品をご紹介しよう。
古紙配合率100%を誇るエコデュオは、シモジマが構築した「循環型リサイクルシステム」のたまものだ。そのシステムとは、自社工場から出た廃棄用の紙と、消費者が店舗の回収ボックスに入れたシモジマの紙袋を、新商品や直営店舗用の紙袋に生まれ変わらせる、というもの。
このエコデュオを使用した商品の一つが、取っ手つきの紙袋「25CBエコデュオ WH」だ。表面は晒(さらし)で、中面はクラフト紙。リバーシブルペーパーのため、異なる風合いを楽しめ、強度も十分だ。サイズは4種類展開されている。
使用用途によっては、取っ手のないタイプ(角底紙袋)「FBエコデュオ WH」もおすすめ。
また、エコデュオを使った包装紙もある。こちらもリバーシブルタイプで、サイズは2種類(半才(大)、4才(小))。小物の包装には4才サイズが便利だ。
お次は、スーパーやドラッグストア、書店などで重宝されるであろう、透けないレジ袋「ノンスケルトンハンドハイパー ブラック」。
こちらは、廃材をリサイクルした原料を含む、高密度ポリエチレンを使用して作られているのが特徴だ。天然資源をもとにつくられるバージン原料の場合と比べ、製造時のCO2排出量を抑えることができる。
透けにくい本商品の特性を生かし、ゴミ袋として購入、リユースするのもいい。
最後にご紹介するのは、「ハンドハイパーリユース用 再びバッグ」。
こちらはレジ袋の有料化指定地区でも使用できる、販売用レジ袋だ。一見、ごく普通のレジ袋にも思えるが、実は各家庭でゴミとなったレジ袋を再利用して作られている。
また、素材にはポリエチレンが使用されているため、焼却しても有毒ガスが発生しないのもポイント。従来の使い捨てレジ袋とは一線を画す、資源の有効活用とCO2の排出削減に貢献するレジ袋、というわけだ。商品の中央には、再利用を促す「We air at “ECO”(私たちはエコを目指します)」というシャレたロゴもプリントされている。
いかがだっただろうか?
エコに貢献したいが、さまざまな理由からレジ袋を手放せない、という小売店もまだまだ多いはずだ。「エコな紙袋・レジ袋」という第三案、試してみる価値はありそうだ。