優れた料理包丁が料理の質を高めるように、使い心地のよいはさみが日々の作業を円滑にする。そんなふうに思わせてくれるのが、プラス株式会社(以下、プラス)の、はさみ「フィットカットカーブ」だ。これまでにない軽い使い心地ながら、切れ味抜群の一本となっている!
そもそも日頃私たちは、はさみでどんなものを切っているだろうか。本製品の開発に先立って行われたプラスの調査によれば、はさみ利用者が切るもののち約9割が、牛乳パックや段ボール、プラスチック、布、ビニール、観葉植物といったかたいもの/切りにくいものだったという。
そこでフィットカットカーブは、しっかりとした切れ味を追求。
従来品と比べ、およそ3倍にもなるというその切れ味は、独自開発した「ベルヌーイカーブ刃」によるものだ。刃がカーブ形状になっていることが特徴で、これにより刃の角度を切断に最適な約30°に保つことができるという。
使用感は軽くなめらかで、刃の位置によって切れ味に偏りが生じることもない。また、紙との摩擦が少ないため、曲線でも楽に切ることが可能だ。
シリーズ累計の売り上げは、2,400万本以上(2018年12月末)にものぼるフィットカットカーブ。2012年の発売以来ロングセラーである「スタンダード」、「スタンダードロング」、「フッ素コート」「チタンコート」を含め、ラインナップは現在48種類だ。
たとえば、粘着テープやのりのベタつきによる切りづらさを独自の3D設計刃で解決した「プレミアムチタン」や、子ども向けの「ジュニア」。丸洗いでき、キッチン周りで活躍する「洗えるチタン」、同じくキッチン向けで、食洗機にも対応する「料理はさみ」。
同シリーズ初のパワー系をうたい、紙から金属まで切断できる「万能タイプ」と、片手で操作でき携帯にも最適なスリムタイプ「ツイッギー」は、揃って「2016年度グッドデザイン賞」にも輝いた。
フィットカットカーブははさみの使用用途を幅広くカバーし、「切る」という行為をますます豊かにしてくれる。「こんなに楽に切れるのか!」という驚きをあなたもぜひ体験してほしい。