累計販売本数20億本!PILOTのベストセラー「フリクション」シリーズ

2018年12月25日公開 / 2019年02月01日更新

ボールペンなのに、何度でも繰り返し書き直すことができる。そんな“魔法のボールペン”といえば、株式会社PILOTのベストセラー「フリクション」シリーズだ。

世界中で人気の「フリクション」シリーズ ©株式会社パイロットコーポレーション

その人気はいまや世界的なもので、アメリカ、欧州をはじめ100カ国以上で、発売以来人気を博している。2017年4月末時点で、同シリーズは、世界累計販売本数20億本を突破しているというから驚きだ。

「あったらいいな」を実現する姿勢が高く評価され、2015年度グッドデザイン賞「金賞」も受賞している同シリーズ。
独自のインキは60℃以上の温度になると色が消える仕組みになっている。実際の使用では、付属のラバー、あるいは専用の消しゴムでこすった時に生じる摩擦熱を利用して筆跡を消す。鉛筆の場合と違って、消しカスの心配はなく、消し残りもほとんどない。

これはあまり知られていないが、実は消えた文字は、マイナス10度以下に置けば、もとに戻すこともできる。必要なときは、家庭用冷蔵庫の冷凍室などで試してみよう。

豊富なカラーバリエーションが魅力の「フリクションカラーズ」 ©株式会社パイロットコーポレーション

2007年の「フリクションボール」日本発売以来、同シリーズのラインナップは増え続けている。「こすると消える」という特徴はそのままに、より個性的な製品も登場している。
たとえば、細かな文字を書くのに便利な「フリクションボールスリム038」や、まるで鉛筆のような使い心地の「フリクションボールえんぴつ」。
洗練された印象の、ビジネス用モデル「フリクションボール ビズ」のような、特定の使用シーンを想定したものもある。

また、豊富なカラーバリエーションを求めるなら、全24色の「フリクションカラーズ」だ。2018年12月5日には、細字タイプの「フリクションファインライナー」も発売された。

消せる蛍光ペン「フリクションライト」 ©株式会社パイロットコーポレーション

「消せる○○」の衝撃は、蛍光ペンにも。「フリクションライト」は、資料への書き込みや、資格取得の学習などにも役立つ消せる蛍光ペンとして好評だ。

子どもの塗り絵やお絵描きの用途なら、キッズデザイン賞も受賞した「フリクションいろえんぴつ」がおすすめ。大人の塗り絵や、イラスト制作を想定した「フリクションカラードペンシル」もある。

このように、クリエイションの道具としても、フリクションは存在感を増している。そもそも繰り返し書き直せるという性質は、試行錯誤が求められる創造的な仕事との相性がいい。企業の革新的なアイデアは、一本のフリクションから生まれるかもしれない。

フリクションの特設サイトでは、使用シーンごとにオススメの製品が紹介されている。そちらも参考に、ぜひ自分に合った一本を見つけてほしい。

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